Torre de Bellesguard (Casa Figueras)

Torre de Bellesguardはガウディの作品のひとつで、15世紀のカタルーニャ最後の王、Martin I el Humanoの住居地を基にして作られている。ガウディ自身は1909年に作業から手を引き、その後ベンチなどを手がけたDomenec Sugranesが作業を引き受けて、1917年に完成させた。

私が到着したのは午後5時頃。オレンジ色の夕方の光が斜めに差し建物を染めていた。遅かったためか誰もいなかったが、敷地内は解放されていたので建物の周りをぐるりと歩く。

一般にこの建物は、ガウディのデザインテイストが多く見受けられるものの、後期のユニークなデザイン建築とは少し違うとされている。理由の一つには、鮮やかでカラフルでない、第二には有機的なラインが用いられていないことなどが挙げられるようである。しかし室内はガウディテイストが強いようである。

外のベンチにはサメと海洋が描かれている。これはDomenec作だと思うが、ガウディ色が窺える。


1)てっぺんにはガウディらしいモチーフが。
2)ベランダの柵もガウディらしい。Parc Guellの門扉と似ている。


3)サメ&海洋。カラフルだった。
4)この曲線とモザイクがガウディチックである。

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